日本の成人式の意味と起源は何?海外でもやってる?

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日本では1月になると
話題なる成人式意味
って、考えたことがありますか?
毎年、騒動が
起きてるニュースも報道されるけど、

本来の起源とか由来は何?

海外でも、
同じようなイベントがあるのだろうか?

なんて、思ってしまいましたが、
整理しましたので、ご参考に。

 

 

 

 

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日本の成人式の意味は?

 

 

 

 

 

日本成人式意味
あらためて、
考えたことはないかもしれませんが、
成人の日という国民の祝日の
行事にもなってますから、

ちゃんと、規定されています。

 

新成人が大人になったことを
 自覚するための行事

もう少し、固い表現に言い換えると、
法律によって、
1948年に1月15日を
大人になったことを自覚し、
 自ら生き抜こうとする青年を
     祝い励ます日

であると定められていました。

これを機に、
全国の
自治体で成人式が始まったのです。

しかし、
法律で定められたのが、
1月15日
成人の日」という国民の祝日とする!

ですから、

長きに渡って、
成人式が開催されてきたものの
日にちが固定されていたということで、
数度にわたり、共通一次試験や
センター試験と重なってしまう!

という事態が発生し、それが議論となり、

2000年からは、
ハッピーマンディ制度」が
導入されたことにより、
1月の第2月曜日が成人の日となったのです。

 

ですから、今現在、
成人の日は、いつ?となると、
1月8日から1月14日の間
変動する祝日ということになります。

 

ちなみに、このハッピーマンディ制度は、

  • 1月の第2月曜の「成人の日」
  • 7月の第3月曜の「海の日」
  • 9月の第3月曜の「敬老の日」
  • 10月の第2月曜の「体育の日」
という合計4つの国民の祝日が対象となり、
連休あるいは3連休というような形で、
国民の休日が
増えたということになっています。

 

 

日本の成人式の起源は何?

 

日本成人式起源
これは、なんとなく、
想像できそうですね。

 

時代劇なんかでも、
たまに、「元服
という言葉が出てきますが、

いにしえの昔、
西暦710年から794年までの時代、
奈良時代に始まった儀式です。

 

今の成人とは違い、
数え年で、
12歳から16歳の男子が対象となり
氏神様に行き、
子供の服から大人の服
子供の髪型から
大人の髪型に変えて冠をつける

というような通過儀礼の一つでした。

ちなみに、
元服の「元」は
「首あるいは頭」のことで

「服」は
「着用する」ことを言いますので、

頭に冠をつける、かぶる
ということになります。

 

そして、
公家では、女子の元服にあたる儀式を
裳着(もぎ)」と言われていました。

 

その後、武家社会へも普及し、
室町時代には民間にも広がりましたが、
対象年齢に決まりがないことから、

なんと、
下は5、6歳で、上は20歳程度が対象となり、
武家の場合は、
烏帽子をつけるようになりました。

 

それが、
江戸時代になると、
公家以外の武家や庶民では
元服の簡易版となる前髪を
刈り上げるだけの儀式に
なりましたが、

女性の成人の儀を
元服と呼ぶようになり、
結婚した時、もしくは、
未婚でも、
18歳から20歳頃に行うようになりました。

 

その後、
現在の成人式のような形になったのは、
第二次世界大戦の
敗戦後の1946年の11月に

埼玉県の現在の
蕨市で実施された「青年祭」が
ルーツになっていると言われています。

 

そして、
1949年から1月15日を
「成人の日」と決めて、

1999年まで、
1月15日の成人の日に
成人式を行っていました。

 

2000年からの
ハッピーマンディ制度と同時に、
成人式の対象とな
る成人という定義を変更し、
学齢方式が定着してきました。

つまり、
同窓会というような形に
なってしまっています。

これは、年齢方式だと、
早や生まれの人は
成人式で周りの人が知らない人ばかり!
という事態もあったため、
是正されたという言い方もできます。

 

なお、
今現在は、成人の日あるいは前日に
成人式を開く自治体が多いのですが、

まれに、
ゴールデンウイークや
お盆という時期、
つまり、進学や就職により
地元を離れた人の帰省する時期に
実施している自治体もあります。

 

 

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日本の成人式のようなものは海外にも?

 

日本成人式のような儀式は
海外にもあるのか?

日本の成人式と言うと、
毎年、
ニュースで
取り上げられるような騒ぎを
イメージしてしまうのは、私だけ?
ではないように思いますが、

日本のような成人の儀式は
海外にはないのです!

 

その騒動は別として、
自治体が
主宰する成人式のような儀式は
欧米には存在しません。

でも、アジアなど一部の国では、
似たような儀式がありますが、
日本のように
20歳で成人ではなく、色々なんです。

 

少し、
ご参考までにご紹介しておきます。

実は、
日本の20歳で成人するというのは
世界の中では、かなり、遅いのです。
ほとんどが、20歳未満!

  • 21歳:インドネシア、エジプト、
       シンガポール、南アフリカ
  • 20歳:ニュージーランド、タイ、
       台湾、モロッコ
  • 19歳:韓国、アルジェリア
  • 18歳:アメリカ、カナダ、
       ドイツなどの欧米諸国が多数で
       そして、インド、中華人民共和国など
  • 17歳:北朝鮮
  • 16歳:ネパール、キルギス、スコットランド
  • 14歳:プエルトリコ、ハイチ

まあ、日本でも成人は20歳ですが、
選挙権は18歳からになりましたから、
少しは、
大人の定義を早めにし始めたのでは?

というように、
成人する年齢に違いはあるのですが、

日本のような振袖、羽織袴で
着飾るような儀式は
やはり、ないようですね。
中国には、
成人儀式」という儀式はあるのですが、

これは、
親子の間での儀式ですので、ちと違う?

 

ですから、
日本の成人式のような晴れやかな儀式は
海外のメディアには受けが良いようです。

なお、
日本の成人式のような儀式はないのですが、
大人、あるいは、
一人前と評価してもらうための儀式

という感じのものはあるようです。

 

  • バヌアツでは
    高さ30mの木から
    飛び降りるバンジージャンプ!
  • マサイ族は、
    5歳になると、一人でライオン狩りへ!
  • バリ島では
    成人になると、歯を削る!
  • アメリカの先住民ネイティブアメリカンは
    1人で熊を撃退し、爪を持って帰る

などなど、
なんだか、怖くて、勇気がいる儀式ばかり!

キレイに着飾った上での
記念式典と同窓会?という日本の成人式とは
大違い!ですね。

日本の成人式は、どうなんでしょう?
成人であることを自覚するという目的は
果たせているのでしょうか?

成人式に参加しない新成人も増えていると聞きますが。

 

日本の成人式のまとめ

 

日本成人式
成人する年齢も20歳と
世界でも最も遅い部類で、
かつ、成人の儀式、
あるいは、大人の定義も甘い!

 

見た目は
キレイなお祭りのような儀式ですが、
やはり、日本人が総じて、
実年齢よりも若く見られるように、

日本人は
精神年齢も低いということでしょうか?

という私も同じ成人式を
経験しているので偉そうには言えませんが。。。

 

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