インフルエンザ予防を自宅でも実行!適正な湿度と室温は?

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インフルエンザ予防
自宅でも!
と思う人は多いはず。

インフルエンザウイルスは
低い気温と乾燥した状態を好み、
その状態で増殖してしまうのです。

そこで、
インフルエンザウイルスが
増殖しづらい適性な湿度室温
認識しておきましょう。

 

 

 

 

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インフルエンザ予防を自宅でも実行しましょう!

 

 

 

 

 

 

インフルエンザ予防
自宅でも実行する!
ということを忘れている人が
世の中には、
けっこう、多いように思います。

 

自宅外の
通勤時や通学時にマスクをしたり、
帰宅時に、手洗いやウガイをしたり
という予防方法は、
認識されていますが、

本来は
自宅の中でも、インフルエンザの予防は
実行すべきなのです。

 

それは、なぜか?

インフルエンザの感染経路は、

  • 飛沫感染(ひまつかんせん)
  • 接触感染(せっしょくかんせん)
  • 空気感染(くうきかんせん)

であると考えられています。

 

 

  • 飛沫感染

    インフルエンザ感染者の
    クシャミや咳によって、
    インフルエンザウイルスを
    含んだ気道分泌物が
    空中に飛び出します。
    感染者の近くにいると、その飛沫が
    直接、口や鼻や目から侵入してしまい、
    その後に、
    粘膜に付着し、感染してしまうこと。

     

  • 接触感染

    感染者から
    飛び出した飛沫は何かの表面に
    付着してしまいます。
    その付着している何かを手で触ると、
    手に付着し
    そのウイルスが付着した手で、
    口や鼻や目などに触れることで
    感染すること。
    電車などの吊皮や
    手すりなどが想定されます。

     

  • 空気感染

    感染者から
    飛び出した飛沫は長い間、
    空中を浮遊しているため、
    感染者がいる部屋、
    あるいは、いた部屋で
    浮遊しているウイルスを
    直接、吸い込んでしまい、
    感染してしまうこと。

     

要するに、
インフルエンザは
感染者からの飛沫で
感染するのですが、
その飛沫に
含まれたインフルエンザウイルスは
何かの表面に付着しますし、
空気中で浮遊もしているため、

どこででも、
感染してしまうリスクは
あるということです。

 

自宅、あるいは、
家族に感染者がいなくても、
手洗いをして、ウガイをしても、

誰かの服やバッグに
ウイルスが付着していると、
自宅の中でも、
接触感染や空気感染は
十分に起こり得るのです。

そこで、重要なのが、
湿度と室温ということです。

 

 

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インフルエンザ予防の適性な湿度は?

 

インフルエンザ予防
適した湿度とは?

乾燥した状態が、良くない!
ということは、よく聞きますが、
じゃあ、
いったい、
どの程度の湿度があればいいの?

ということを知らない場合が多いようです。

ちなみに、
湿度には、絶対湿度相対湿度
という2種類の湿度が、あるのですが、

実は、両方とも重要なんです。

絶対湿度というのは、
空気1立方メートルに
含まれる水分量を指し、

通常、グラムあるいは、
g/㎥で表示されます。

また、
温度が高いほど、
空気中に
含むことができる水分量が増える
という関係にあります。

そして、

相対湿度というのは、
その空気に
含むことができる水分量に対して、
実際に
含まれている水分量の割合のことを指し

通常、で表現されます。

 

そして、

インフルエンザウイルスは、
乾燥している状態で、
増殖してしまいますので、
乾燥していない状態、
環境を作れば、良いのですが、

その適正な湿度は、
50%から60%
とされており、
これは、過去にG.J.ハーパー氏が
研究し、突き止めたとされる数値です。

つまり、
自宅の各部屋の湿度を50%から60%に
維持していることで、
ウイルスの増殖を
抑えることが可能になるのです。

 

が、しかし、

70%以上になると、
カビの発生リスクが高まる
ので、
ウイルスが激減する50%から60%が
適性湿度となり、
40%未満になると、危険信号が点滅です。

 

一般的に、

冬場は乾燥していると言われるように、
湿度は低い状態なので、
インフルエンザも
流行しやすいのも冬ということです。

じゃあ、
相対湿度が40%のような時は、
加湿すればいいのだ!

ということになりますよね?

でもですね。
実は、そこに、
絶対湿度も関係してくるのです。

絶対湿度の場合、

インフルエンザは、

絶対湿度が
11グラム(g/㎥)以下になると、
流行し始め、

7グラム(g/㎥)以下になると、
大流行になる可能性が高まる

という関係が
成り立つとされているのです。

ということは、
自宅の部屋の中も、
相対湿度は、50%から60%
絶対湿度は、11g/㎥以上にすれば、
ウイルスの動きをストップできる

ということになります。

 

ちなみに、

湿度計には、

デジタル湿度計
アナログ湿度計

がありますが、

どちらでも良いの?

ということも気になるかと思います。

でも、

温度と湿度が
省エネと直結する北海道の
消費者協会の検査によると、
気温も湿度も
表示されるデジタルの温湿度計は

ほぼ、正確である!

という報告が出ていますので、
デジタルでOKですね。

 

ちなみに、
デジタル温湿度計には、
「乾燥指数」というような項目名で

絶対湿度を計測し、
表示してくれるものもありますので、
ご検討下さい。

 

 

インフルエンザ予防に適した室温は?

 

では、
インフルエンザ予防
適切な室温は?
というと、

摂氏20度以上とされています。

 

これは、
実は、
20℃以上ならOKというわけではなく、
相対湿度と絶対湿度とも絡んでくるので、

簡単には言い切れないのです。

 

つまり、

絶対湿度は、11g/㎥以上
相対湿度は、50%から60%
室温は、20℃以上

という環境を作れば、
インフルエンザ予防になる!

のです。

 

というのは簡単ですが、
いったい、
具体的には、どうすればいいの?
となりますよね?

自宅で簡単に調整できそうなのは、

暖房器具で室温を上げて、
加湿器などで、相対湿度を上げる

これなら、できそうですよね?

 

でも、
絶対湿度は、どうやって調節するの?
ということになりますが、
ご安心ください。

ちゃんとした計算式もあるのですが、
難し過ぎて、ここでは表現できない
というか、私も説明できませんので、

計算結果だけをご紹介しておきます。

 

どんなものかというと、

気温と相対湿度から絶対湿度を導けるのです。

先ほど、
インフルエンザ予防に適切な室温は
20℃以上であると書きましたが、

 

  • 室温(気温)20℃で、
    相対湿度が65%だと、
    絶対湿度は、11.2g/㎥
  • 室温(気温)22℃で、
    相対湿度が60%だと、
    絶対湿度は、11.7g/㎥
  • 室温(気温)24℃で、
    相対湿度が55%だと、
    絶対湿度は、12.0g/㎥
  • 室温(気温)26℃で、
    相対湿度が50%だと、
    絶対湿度は、12.2g/㎥
  • 室温(気温)28℃で、
    相対湿度が45%だと、
    絶対湿度は、12.3g/㎥

というような感じで、
気温と相対湿度から絶対湿度を
導くことができるのです。

これを簡単に言うと、

気温が20℃なら、相対湿度を65%以上に!
気温が24℃なら、相対湿度は55%以上に!
気温が26℃なら、相対湿度は50%以上に!

という具合に、
室温を上げれば、
相対湿度は低めでも良い
という関係があるのです。

一般的に、
自宅の部屋で調整するなら、
室温24℃で、
相対湿度55%という水準が妥当でしょうか。

 

なお、室温や湿度は、
部屋の中の場所によって、数値が違いますので、
何カ所かで計測してみて、
良い置き場所を決めてくださいね。

 

 

インフルエンザ予防を自宅で実行!のまとめ

 

 

インフルエンザ予防
自宅で実行!
できますが、
室温と相対湿度と絶対湿度が関係している。

 

でも、
上記のように整理すると、
室温24℃で、相対湿度を55%に維持する

ことで、
インフルエンザの予防ができるのです。

 

既に書いたように、
デジタル温湿度計も正確であると
実証されているので、

デジタル温湿度計を見ながら、
暖房器具で室温を調整し、
加湿器で相対湿度を調整すれば、
OKということです。

ちなみに、
暖房器具は
エアコンや電気ストーブは
部屋を乾燥させますので、

ファンヒーターや
石油ストーブを使うことをオススメします。

何故かと言うと、

部屋の中で排気するタイプの
ファンヒーターや石油ストーブは、
燃焼時に
発生する水蒸気も
湿度に貢献してくれますが、

あったかい空気が出るだけのエアコンや
何も燃焼させない電気ストーブだと、
より一層、
部屋を乾燥させてしまうからです。

ということで、
仮に、屋外から、
服やバッグなどに付着したウイルスを
持って帰ってきても、

自宅の部屋を
適切な室温と湿度に維持しておけば、
家の中で、
ウイルスを増殖させることなく、
大幅に減少させることも
可能であるということです。

 

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