初節句の
ひな人形は
誰が買うべきか!
女の子のひな祭りには、
ご夫婦の間、
ご夫婦のご両親の間で
もめることが多いようです。
ひな人形の相場や
いつ飾るのか?ということでも、
色んな意見が
あるようですので、まとめました。
初節句のひな人形は誰が買うべきか?
初節句の
ひな人形は誰が買うのか!
昔からの慣習に従うなら、
比較的簡単な話なのですが、
関係者のプライド、こだわりなどが
からんでくると、
少々、
やっかいなことになるようです。
雛人形は、
女の子の
イベントである「ひな祭り」に
飾るお人形
のこと。
と書くと、簡単な話に聞こえますが、
初節句ということになると、
その女の子の一生に一度の大イベント!
という重みが出てきてしまいます。
本来、昔むかしは
お嫁さんの嫁入り道具の一つとして、
雛人形を
持参したということもあるのですが、
古い時代の結婚においては、
嫁いでいく側
つまり、嫁入りの場合は、嫁側
婿入りの場合は、婿側で
雛人形を
準備するという習わしがあったのです。
この古い慣習に習うなら、
ご主人が
婿入りするということでない限りは、
奥さん側で、
雛人形を準備するということになります。
つまり、
ご主人と奥さん、
ご主人の両親と奥さんの両親
という関係者の間で、問題が無ければ、
奥さんのご両親が、
雛人形を買うということで
一件落着なのです。
しかしながら、今現在は、
- 奥さんの両親が
買って贈ってくれる - 奥さんの両親が費用を出し、
奥さん夫婦が購入する - 両家で話し合って、折半する
- ご主人の両親が費用を出し、
ご主人夫婦が購入する
という具合に、
色んなケースがあり、
誰が買うのが正解だ!
というような決まりはない!
と考えて良い時代になっています。
もし、
両家の両親ともに、買いたい!
という場合は、
折半してもらうということで
良いでしょうし、
どちらの両親も関心がない
あるいは、
費用を負担する意思がない
というような場合は、
ご自分達夫婦で買うことにし、
両家の
間のもめ事を回避すべきでしょう。
また、
奥さん側の両親に買う意思がなく、
ご主人側の両親に買う意思があるなら、
奥さんが奥さんの両親に対して、
義理の両親が買ってくれることを伝えて、
事後に
問題にならないようにしておけば、
OKでしょう。
とにかく、
娘さんの初節句というお祝いの儀に
夫婦間でギクシャクしたり、
両家の両親間でもめたりしたら、
本末転倒ですから、
ご主人と奥さんが中心になって、
後腐れがないように、
話し合って決めるのが最良の選択です。
とは言え、
両家の親同士で
もめてしまうこともあり得る
ことではありますが、
そういう時は、
初節句を
迎える娘を持つ夫婦が責任を持って、
しっかりと対応すれば、
良い方向に進めることができるものです。
娘を持つ夫婦が
娘の為に、雛人形が欲しい!
と強く思っているのなら、
ご自分たちで
雛人形を買うということでもOKです。
そして、
もし、
資金面で援助してもらいたいようなら、
ご主人はご主人の両親に、
奥さんは奥さんの両親に
それぞれで、
支援をお願いすれば良いと思います。
この場合は、
あくまでも、購入資金の一部を
両家の両親に
支援してもらうという形で行きましょう。
ひょっとしたら、
買わない
という結論もあるかと思いますが、
娘さんの気持ちを
十分に汲み取ってあげてくださいね。
そして、
重要なのは、
後で、
後悔しないような判断を
するということでしょう。
娘さんの雛人形の場合は
母親が中心になり、
息子さんの端午の節句は
父親が中心になって、進めるのが
平和ではないでしょうか。
いずれにしても、
みんなで話し合うことが一番です!
初節句のひな人形の相場は?
初節句の
雛人形の相場は?
というのも、
世間一般的な相場と
違った意味もあるので、
なかなか、難しい問題です。
雛人形の値段は、
それこそ、ピンキリです。
つるし雛から
三段飾り、五段飾り、七段飾り
と、色んな種類があります。
金額にすると、
数万円のものから、
数百万円のものもあります。
高額だから、良い!
というものでもないですし、
2万円だから、悪い!
というものでもないのです。
金額にこだわるのは、
よろしくないことだと言えます。
あくまでも、
雛人形は、
娘さんの将来の健康のためのもの、
何かがあった時に、
娘さんの身代わりになってくれる
という意味合いのものですから、
相場、金額は関係がなく、
ご主人、奥さん、
ご両親のプライドとも
関係がないのです。
ですから、
まずは、
自宅の広さと
雛人形を
飾るためのスペースを考えるべきです。
雛人形は、
いつ飾って、
いつ、しまうのかにもよりますが、
長い場合で、
3か月程度、飾っておくことになります。
なので、
3か月もの間、
自宅のスペースを使うわけですから、
あまり、
大きくて立派なものでは
生活に影響があるはず。
ですから、
雛人形の相場というよりも、
まずは、
自宅の広さに合った
大きさを決めるべきです。
大きさが決まったら、
あとは、予算しだいですね。
相場と言うより、
大きさと予算と費用で検討すべきです。
雛人形を飾る目的は、
あくまでも、
可愛い娘さんの
身代わり人形としての雛人形であり、
見栄やプライドを
満たす対象物ではないということです。
ちなみに、
雛人形は、
娘さん一人に一つあるのが基本形。
ですから、
姉や母親からの
お下がりという発想はないのです。
ひな人形は、
その女の子の
身代わり人形だからなのです。
ただ、
この身代わり人形に関しては、
諸説あるようです。
市松人形が
身代わり人形だ!というように。
ですから、
奥さんは奥さん自身がどうだったか
つまり、
自分の雛人形があるのかどうか、
そして、
ご主人に、女性の兄弟がいる場合は、
ご主人の両親が、
どんな考えを持っているか
というように、
両家の慣習を
調査するということも必要ですね。
いずれにしても、
後悔しないような判断が重要ですね。
初節句のひな人形はいつ飾るの?
初節句の
雛人形はいつ飾るのか?
これは、
初節句だからというものではなく、
毎年の桃の節句、
ひな祭りの時期に共通の話。
ひな人形を飾る時期の目途としては、
立春から2月中旬あたりに
飾り始めるのが良いとされています。
どんなに遅くとも、
ひな祭りの
当日に飾るなんてことは避けて、
1週間前までには
飾り終わる!ことにしましょう。
飾る日の目安は、立春。
立春とは
旧暦の新年が始まる日ですので、
その日に
飾るということを
目安にすると良いでしょう。
立春とは、節分の翌日です。
つまり、節分の日に
その年の恵方を向いて、
恵方巻きを丸かじりし、
豆まきで、
旧年の災難や厄を祓い清めて
キレイな状態になってから、
雛人形を飾るというような流れが、
ベストでしょう。
特に、
大安の日に
飾るというような習わしはない
と言われていますので、
立春の後の時間の
余裕がある日に
飾るということにしましょう。
ちなみに、
いつまで飾るか、
あるいは、いつ、しまうか
というと、
ひな祭りの後の
2週間程度の間の天気の良い日に
しまうのが、雛人形にとっても最適です。
初節句のひな人形のまとめ
初節句のひな人形。
小さな娘さんの
初めての大イベントですから
言葉で
伝えられない娘さんの気持ちを大切に!
そして、
ひな人形を
いつ飾って、いつしまうのか
というのも、
重要なポイントのようです。
立春が過ぎたら、早めに飾って、
ひな祭りが終わったら、
早めに、
天気のいい日にしまう(片付ける)
のが最良です。
いつまでも、
ひな人形を飾っておくと、
お嫁に行けなくなる
というような言い伝えもありますので、
ご注意を!
娘さんが
二人いらっしゃるような場合は、
経済的な負担も大きくなるでしょうから
無理しない範囲で、
娘さんのことを考えてあげてください。
ちなみに、
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「人形工房ふらここ」
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