年末が近づくと、
年末調整や源泉徴収票
などという言葉を耳にしますよね。
なかには、
年末調整を自分でやる場合は
どうすれば?
なんて、
なんとなく、
驚くような疑問も聞きます。
そこで、
確定申告を含め、
年末調整と源泉徴収票
というものが、
どんなものなのかをまとめまあ〜す。
参考にしてくださいね!
年末調整と源泉徴収票と確定申告の意味
年末調整と
源泉徴収票と
確定申告。
こういうものは、
今まで、関係なかったら、
全く分からない!
のは、当然です!
それは、仕方ないことです。
たまに、
年末調整を自分でやる場合は、
どうするの?
なんてことで悩んでる人がいますが、
この発想、
かなり、誤解されてますので、ご注意!です。
なので、
ここで、だいたいのことを
理解しておきましょう。
まず、
年末調整とは?
年末調整は文字通り、
年末に何かを調整するのですが、
もう、おわかりですよね?
そうです!
所得税の調整をするのです。
どういうこと?
かというと、
その年に
もらった給与に対して、
既に払った所得税を調整するのです。
どうして?
と、
思ったら、
給与明細を見てみましょう。
わかりました?
給与明細を見ると、
給与の支給額から、
所得税が引かれているのが
わかりますよね。
これが、
源泉徴収されている
ということなんです。
つまり、
給与をもらう個人に代わって、
給与や報酬などの
支払いを行う者(会社)が
所得税などの税金を給与から差し引いて
納税してくれているということです。
しかし、
その源泉徴収されている金額は
だいたいの金額で、
たいていは、多めに徴収されてます。
例えば、
仮に、その年の給与所得が
合計で、240万円
そして、
毎月、所得税として、5,000円が
源泉徴収されているとしたら、
その年、
源泉徴収された取得税の合計は
60,000円。
でも、
その年の年収に対する正しい所得税が
50,000円だった!
としたら、
10,000円多く払ってしまっているので、
年末調整で、10,000円が戻ってくる。
つまり、
還付されてくるというものなのです。
つまり、
年末調整とは、
毎月の給与に対して、
だいたいの金額で
毎月、
源泉徴収されていた所得税を
11月下旬や12月上旬に
配布される年末調整用の申告書に
生命保険などに加入したかどうかを
記入して申告することで、
正確な所得税が計算されて、
年末に調整するということなんです。
毎月、
天引きされていた所得税の合計が
実際の1年分の所得税よりも多いと、
多かった分のお金が戻ってくるのですが、
少なかったら、払うことになります。
でも、
たいていは、多めの所得税が
源泉徴収されていることが多いので、
年末ということもあり、
ちょっとしたボーナス?
という感じになるんですよね。
源泉徴収票とは?
年末調整のことが
なんとなく、わかれば、
源泉徴収票は簡単です。
源泉徴収票を一言で言うと、
その年の給与所得(収入)に対して、
所得税をいくら徴収されたのか
がわかる計算書みたいなものです。
その源泉徴収票には、
・給与所得控除の額
・所得控除の額
・社会保険料等の額
・控除対象配偶者の有無
・生命保険料の控除の額
などという所得税を計算するために
必要な情報も記載されており、
その年の給与所得に対して
いくらの所得税を納税したか
ということとがわかる書面なのです。
何かをするというものではなく、
その年の結果が記載されており、
保管しておくべきものと言えます。
確定申告とは?
そして、次に、
確定申告です。
確定申告は、
原則、
毎年、2月16日から3月15日の間に、
確定申告をする必要がある人や
税金の還付を受けたい人が、
税務署で手続きすることを言います。
給与所得者は
たいていの場合は、
年末調整で完了しているため、
確定申告をする必要がありませんが、
1.年間の収入金額が2,000万円以上の人
2.給与所得以外に20万円以上の所得がある人
3.2ヶ所以上で給与をもらってる人
などということに該当する人は
確定申告をする義務があります。
つまり、
本業以外に、
アルバイトをした収入や
副業での収入が、
20万円以上になったら、
確定申告!しなければならないのです。
なので、
普通に、一つの会社からしか、
給与をもらってないなら、
確定申告は関係のないことになります。
年末調整と源泉徴収票と確定申告の違い
年末調整と
源泉徴収票と
確定申告の違い
これは、既にご説明したように、
全部、
所得税に関することではありますが、
年末調整は会社側にしてもらうもの、
源泉徴収票は配布されるもの、
そして、確定申告は必要に応じてすること、
ということになります。
少し、
ややっこしいですが、
行為としては、まったくの別物ですので、
混乱しないようにしましょう。
たいていのサラリーマンやOLは、
年末調整してもらうことで、
勝手に、源泉徴収票をもらえますから、
会社の指示に従っておけば、
特に、面倒なこともないので、
ご安心ください。
ただ、
その年に、怪我をしたり、病気をして、
医療費の合計が10万円以上あった時は、
確定申告することで、
医療費控除を受けることができますので、
領収書などは保管して置くようにしましょう。
医療費控除については下記をご参照
↓ ↓ ↓
「国税庁、医療費を支払ったとき」
年末調整と源泉徴収票と確定申告のまとめ
年末調整
源泉徴収票
確定申告
これらは、
すべて、
所得税に関係するものですが、
たいていの社会人、勤め人は
年末調整の申告書さえ、
決められた期間内に、会社に提出すれば、
あとは、自動的に年末調整され、
還付金を受け取るだけ
という流れですから、手間はかかりません。
ただ、
所得税という税金は、
生命保険への加入、結婚、
医療費が多かった年などは、
申告すれば、還付される、
つまり、
払った税金を一部、取り戻せたりしますので、
関心を持っておいた方がお得ですよ。
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