1年が終わるまであと少し…。
この時期になると、
締めくくりとして、
会社の忘年会が各地で行われます。
そんな中、
会社の仲間が喪中になった時、
その人をお誘いした方がいいのかを
疑問に思いますよね。
特に、
幹事なんかになってしまうと、
悩みますよね。
そもそも、
忘年会とは、
その年の苦労を忘れるために
執り行われる宴会です。
一方、
喪中とは近親者が亡くなった時、
その死を悲しんで、
一定の期間の間、
お祝い事などへの参加を避けて、
喪に服す期間のことをいいます。
一般的には、喪中は
死後一年間を指す場合が多いのですが、
誰が亡くなったのか
というように、
「誰までが喪中の範囲?」
ということも関係してくるのです。
そこで、
少々、ややっこしい喪中について、
まとめましたので、ご参考に!
喪中の人を忘年会にお誘いしても良いのだろうか?
喪中の人に対して
忘年会のお誘いをするかどうか
幹事だと迷いますよね。
でも、
結論から言いますと、
喪中でも
忘年会へ参加することは問題ないです。
日本では、
1年以内に
身内を亡くした喪中の人は、
お祝いごとや派手なことを避け、
亡くなった方の冥福を祈りつつ
心静かに生活する期間であるわけです。
喪中の人を誘うことに対して、
「常識がない」と思われたり、
「嫌がられたり」しないか
というのは別の意味で判断が難しいです。
ですが、
喪中だからといって
忘年会にお誘いしないというのは、
本人の意思の確認がない状態で、
欠席にしてしまっている事になるので、
あまりよくはありません。
参加して、
周りに
気を遣わせてしまうのではないか?
と思う方もいるかと思いますが、
喪中だからといって
「喪中なのに、出席するの?」
と思う人はおそらく少ないです。
忘年会は
喪中に避けるべき祭事や祝い事
には当てはまらないため
参加する事は問題ないのです。
ですので、
喪中で身内を亡くしたばかりで
宴会に参加する気分ではない
といった方もいるかと思いますが、
忘年会にお誘いするのは、
基本的には問題ないです。
強制参加をするのではなく、
本人に意思確認をしてから
参加するかしないかを
決めてもらった方がいいですね♪
楽しい忘年会が
気まずい忘年会にならないよう、
気をつけましょう!
喪中の期間って一年だっけ?
喪中の期間はというと、
冒頭でも説明したように
基本的には一年になります。
というか、
少なくとも、一般的には、
そう認識されています。
ですが、
これらは、あくまでも
目安と思っていたほうが良いでしょう。
家や地域の慣習、
故人との親密さによっても
異なってきます。
つまり、
喪中の範囲や期間というのは
明確に
定められているわけではないのです。
現在は、あくまでも、
一般的な喪中の期間ということで
一年間という慣習となっていますが、
同居していた場合や
家族同然の付き合いをしていた場合、
喪に服したいでしょうし、
喪に服しても良いわけです。
これは、
あくまでも、
人が故人を偲ぶ期間なので
最終的に喪中かどうかは
本人が決めることでもあります。
ただし、
四十九日の法要が終わるまで、
喪中よりも、
もっと厳しい制限の中で
生活する忌中という期間があります。
この忌中という服喪期間には、
基本的には、おめでたいことを
しないことが原則とされています。
例えば、
- 神社へのお参り
- 結婚式への参加
- 家の新築や増築
- 大きな買い物・旅行
など、
こうした楽しいイベントに参加したり
大きな買い物をするのは
良くないとされています。
厳しいと感じるかもしれませんが、
四十九日の法要で、
故人がしっかり成仏するまでは、
慎ましい生活をするべきであると
考えられていますので、
期間によって、
厳しさが違うということになります。
喪中の範囲は誰まで?祖父母まで?叔父叔母まで?
喪中の範囲は誰までか?
というのは、
身内、親族でも、
関係の深さが関係あるということで、
一般的には
2親等までが喪中になるとされ、
3親等からは
喪中としないことが多いようです。
ちなみに、親等は下記ご参照。
0親等: 夫、妻
1親等 :父母、子供、子供の配偶者、
2親等: 祖父母、孫夫婦、兄弟姉妹
兄弟姉妹の配偶者
しかし、
3親等以降は
喪に服してはいけないというわけではなく、
故人との縁が深い場合には、
親等に関わらず、
喪に服してもよいとされています。
喪中の忘年会のまとめ
いかがでしたでしょうか?
一般常識ですが、
疑問に思う事は多々ありますよね。
私も
こんな時はどうしたらいいんだろう?
と思う時はあります。
恥をかかないためにも、
忘年会を楽しく盛り上げるためにも、
事前に確認しておくほうがいいですね♪
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