確定申告を
自分でやる場合は
いつまでに?
やる方法がわからない?
そして、
税務署にも行かなければならないの?
と、
確定申告の初心者は不安がいっぱいです。
サラリーマンとしての
確定申告の経験を踏まえ、
簡単にまとめてみました。
勇気を出して、
自分でやることをオススメします!
確定申告を自分でやる場合はいつ?
確定申告を
自分でやる場合はいつするのか?
自分でやる場合も、やらない場合も
確定申告の時期は、決まっています。
毎年、
2月16日から3月15日の1ヶ月間が
確定申告の提出期間となっています。
サラリーマンの場合は、
- 年収が2000万円を超える人
- 給与所得と退職所得以外の所得が
20万円を超える人
は、確定申告をしなければなりません。
また、最初は
住宅ローン控除を受ける際も確定申告が
必要となります。
サラリーマンの場合は、
毎月の給与から
仮の所得税が源泉徴収おり、
いわゆる年末調整で、
正確な所得税を算出し、
還付あるいは
納税という処理がされますので、
通常であれば、
11月頃に配布される(異動)申告書を
提出することで、
完了します。
しかし、
年収が2000万円を超える人も
毎月の給料では
所得税が源泉徴収されていますが、
これは、仮の姿ですから、
翌年の確定申告の時期に確定申告をし、
所得税(含む。住民税)を
確定する必要が出てきます。
また、
年収が2000万円未満の給与所得者も
配偶者控除、扶養控除、保険料控除は
年末調整で確定、処理できますが、
医療費控除や
寄付金控除(ふるさと納税も)を申告し、
還付を受けたい時は、
確定申告をする必要が出てきます。
この場合においても、
2月16日から3月15日の間に、
提出しなければいけません。
私は、大した額じゃないですが、
給与所得以外の収入もあるということで、
10年以上、確定申告をしてきており、
その間に、
医療費控除
寄付金控除
なども、
申告し、還付を受けたことがあります。
確定申告できる期間は1ヶ月間あるのですが、
2月16日からの数日と最後の1週間は
税務署が混雑する傾向がありますので、
そういう時期に税務署に行く際は、ご注意ください。
なお、
確定申告の作成方法は
下記でご紹介しますが、
初めての確定申告は
自分で申告書を作成しても、
税務署の相談コーナーで
税務署の
職員によるチェックをしてもらうことを
オススメします。
その方が、
二度手間にならず、安心できます。
ということもあり、
税務署が混んでいるということは
相談コーナーも激混みですから、
時間がかかってしまうことを
想定しておいてください。
比較的、混雑が少ないと思われるが、
2月下旬から3月初旬
曜日で言うと、週の半ばの水曜、木曜
そして、
時間帯では15時以降という感じです。
確定申告を自分でやる方法は?
確定申告を
自分でやる方法は
本屋さんなどでは、
1月頃から、
確定申告関係の書籍が並びます。
その解説書の中には、
パソコンで使えるソフトが
CDなどに格納されているのもあります。
自分でわかりやすい説明が書かれていて、
確定申告ソフトも付いていて、
そんなに高くないと思えるものであれば、
そういうソフトを活用する方法もあります。
基本的には、
どのソフトでも、
ソフトの指示に従って、
必要事項を記入していくと、
最終的には、提出に必要な申告書が
記入完了した状態で印刷できますので、
その印刷物を
そのまま、提出することでOKとなります。
本来は、
税務署で必要な申告書用紙をもらうのですが、
下記の
国税庁のホームページから印刷もできます。
「国税庁の申告書用紙」ページ
ただ、申告書を税務署でもらったり、
国税庁のホームページから印刷すると、
申告書に手書きで記入することになるので、
あまり、オススメできません。
もちろん、
手書きが好きなら、挑戦してください。
私の場合は、
初めての確定申告の時は、
市販の確定申告ソフトを購入し、
パソコンで記入し、印刷して提出しました。
その後の数年間も、
確定申告ソフトで
作成し、印刷し、提出していましたが、
税制は、
都度、変更されるものですから、
購入済みの市販の確定申告ソフトも、
その都度、
修正版に更新しなければならないという作業が
発生し、面倒になってきたころに、
国税庁のホームページで
「確定申告書等作成コーナー」
というページを見つけたのです!
(下記ページです)
上記ページの最上部の
「確定申告書等作成コーナー」をクリックし、
あとは、
指示に従って、記入していくという流れですから、
市販されている有料の確定申告ソフトと
同じようなことが無料でできてしまうのです。
初心者は、どんな確定申告ソフトを使っても、
不安だと思いますので、
どうせなら、
国税庁が
作ってくれた確定申告書等作成コーナーで
作成することをオススメします。
また、
e-Taxを利用する方法もありますが、
マイナンバーカードが必要だったり、
事前準備が必要だったりしますので、
今後、
毎年、
継続的に確定申告をする人以外は
気にしないで、
通常の申告手続きをしてください。
それから、
この国税庁の
確定申告書等作成コーナーでは、
一気に記入する必要はなく、
作成途中で、その状態を保存し、
後で、保存したファイルを呼び出して、
作成を再開できますので、
気軽に取り組んでください。
なお、
私も初めて、
この作成コーナーを利用したときは、
国税庁のホームページであるということで、
多少、緊張してしまいましたが、
何度も、ゼロから作成することもできますし、
試しに作成するとか、
シミュレーションしてみるとか
という使い方もできますので、本当に便利です。
怖がらずに、お試しで活用してみてください。
なお、
途中で保存する場合の
ファイル名が、「h28syotoku_kessan」
というような名称になります。
これは、
何度か保存しても、
同じ名称ということになるので、
どのファイルが
最新なのかを管理してくださいね。
通常、
同じファイル名だとファイル名の後に
(2)とか(3)という名前で
保存されると思いますが、
更新日時も確認して、
最新の更新日時であることを
確認してくださいね。
確定申告は自分で税務署に行くの?
確定申告は
自分で税務署に行きます。
もちろん、
提出するだけなら、
必要な申告書、書類等が揃っていれば、
代理の人の提出でも、受け付けてくれますが、
自分で税務署に行くようにしてください。
先ほど、書いたように、
初めての確定申告では、
税務署の相談コーナーで
税務署の職員にチェックしてもらってから、
提出することをオススメするからです。
その方が安心ですし、
勉強にもなりますから、
不安な部分は
聞いてみることもオススメします。
なお、
初めて、税務署に行く時は
なんだか、緊張してしまいそう!
と感じると思いますが、
行ってみると、安心すると思います。
おじいちゃんも、おばあちゃんも
自分で確定申告に行ってます!
自信を持って、行ってくださいね。
なお、
混雑時期は、相談コーナーも混みます。
いわゆる、行列ができてしまいますから、
1時間待ち
(それ以上も?)ということもあります。
ですから、
余裕を持って、
税務署に行くようにしましょう。
私の場合は、
先ほど、
ご紹介した混雑が少ないような時期に
仕事を午前中だけ休みを取って、
行きますが、
可能であれば、
提出する日は、
仕事を休んだ方が無難でしょう。
ご検討ください。
行くべき税務署は、
お住まいの管轄税務署ですので、
下記のページで確認してくださいね。
税務署は月曜から金曜が開庁時間ですが、
2月16日から3月15日までの間で
日曜日にも相談&受付をすることもあるので、
どうしても、
平日に休みを取ることができない場合は、
事前に確認の上、
日曜日に行くようにしてください。
確定申告を自分でやる場合のまとめ
確定申告を自分でやる場合、
不安だと思いますが、
確定申告等作成コーナーなどを利用すると、
難しくないですし、
気楽に取り組むことをオススメします。
緊張する必要はありません!
ごまかそうなんていう気持ちがなければ、
わからないことは税務署で聞けば、OKですし、
怖がることはありません。
税理士に作成依頼することも可能ですが、
数万円という費用も発生しますから、
ぜひ、自分で作成してください。
オススメは、国税庁ホームページの
「確定申告等作成コーナー」です。
無料で、かつ、
非常に便利ですから、ご利用くださいね!
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