お中元を贈る相手と時期と相場はこれで解決!

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お中元という儀式に
慣れていないと、
誰に、いつ?という感じで
贈る相手時期
相場もわからないものです。

 

親はもらってたようだけど、
いったい、誰にもらってたのだろうか?

社会人になったら、
あるいは、結婚したら、
誰かに贈るのがマナーなのだろうか?

わからない!どうすりゃいいの?

 

という人も多いようですので、
ここで確認してください!

 

 

 

 

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お中元を贈る相手は誰?

 

 

 

お中元
贈る相手は、ひと昔前だと

 

  • 社会人の場合は上司

     

  • 結婚したら、

    自分の両親
    義理の両親(義両親)
    仲人さん(存在したら)

     

  • 子供ができ、学校に行き始めたら、

    学校の担任の先生
    塾の先生
    習い事の先生

 

 

という感じでしたが、

 

今の時代は、
会社の上司や学校の先生などには
贈らないようになっています。

特に、
公立の小学校、中学校、高校の先生は
公務員ですから、

違法になる可能性がありますので
通常なら、贈らないですし、
先生が受取らないはずです。

場合によっては、
賄賂(わいろ)になるので、
ご法度!
違法行為になることは、お互いに避けましょう。

 

ですから、

今の時代

結婚し、独立したら、

主な贈る相手は
自分の両親と
義理の両親という感じです。

ただ、
もし、旦那の両親と同居していたら、
旦那の両親には贈らないで良いでしょう。

 

もちろん、
誰に贈るかは自由ですから、
もし、
会社の上司に非常にお世話になった!

という状態であれば、
お中元を贈るのもあり!ですが、
お中元として贈ると、
お歳暮も贈る、どうする?

というように、

継続するかしないかで
悩むことにもなりますから、
何かの件でお世話になった時は、

お中元という形ではなく、
「御礼」という名目で、
感謝の意を込めて、御礼の品を贈る!

というのが、おすすめの一つの方法です。

 

 

 

お中元を贈る時期は、いつからいつまで?

 

 

お中元贈る時期ですが、
これは、
地域によって、違ってきます。

 

でも、現在では、
7月初旬から8月15日までに
先方に届けば、OKです。

ただ、
この「お中元」と「お盆」の関係には
少々、
面白い経緯があるのでご紹介します。

 

お中元を贈る時期は厳密に言うと、

お盆の時期が、
新盆なのか
旧盆なのかで決められています。

旧盆とは、
8月13日から15日が
「お盆」という意味で、

新盆とは、
7月13日から7月15日が「お盆」
という意味なのです。

どうして、
「お中元」を贈る時期が
お盆の時期が関係するのかというと、

実は、

「お中元」の「中元」は
中国の道教の祭日である「三元」の中の
「中元」からきています。

その三元とは、

上元:旧暦1月15日
中元:旧暦7月15日
下元:旧暦10月15日

です。

つまり、「中元」は旧暦の7月15日。

 

そして、

その日は、
人間贖罪(しよくざい)の日として、
一日中火を焚いて神を祭る盛大なお祭り。

そして、さらに、
少し、ややっこしいのですが、

中国では、

仏教の世界も7月15日に
盂蘭盆会(うらぼんえ)
という行事がありました。

これは簡単に言うと、
精霊を供養する儀式を行う行事
なのです。

 

一般的な日本のお盆でも

13日は「迎え火」を炊き、
ご先祖様を自宅にお迎えし
お盆の間ゆっくりと過ごしたら、
16日には、「送り火」で
精霊、ご先祖様をお送りする

というような儀式をしますよね?

要するに

道教の「中元」と
仏教の盂蘭盆会(うらぼんえ)が
日本の中で、いつのまにか、混同され、

祖先の霊を供養する日となったのです。

 

さらに、
江戸時代になってから、
「中元」の時期に親類や知人を訪問し、

贈り物をするという風習が生まれてきて

それが、現在の「お中元」に変化したのです。

 

ここまででも、複雑なのですが、
ご存知のとおり、
日本では地域によって、旧盆、新盆

という時期の違いがあるため、
贈る相手の住まいの地域のお盆が
いつなのかによって、贈るべき時期が違う!

という複雑なことになっているのです。

 

なお、ご参考までに、

地域の違いで言うと、
東京を中心とした関東が、新盆
関西が、旧盆となっていますので

お中元を贈る時期という点では、

関東は7月15日までに
関西は8月15日までに届ける
というような違いがあります。

 

ただ、
今の時代は、
お中元の贈る時期として、

7月初旬から8月15日までに届けば、
問題ないという解釈が一般的です。

 

ちなみに、
日本全国の地域別で
お中元の贈る時期をご紹介しておきます。

北海道:7月中旬から8月15日まで
東北・関東:7月初旬から7月15日まで
北陸:地区によって7月と8月に分かれる
東海・関西・中国・四国:7月中旬から8月15日まで
九州:一般的には、8月1から8月15日まで

という感じで、様々ですのですが、
お中元を贈る時期は、
7月初旬から8月15日までに届ける!

という認識で、特の問題はありません。

 

もっと、簡単な言い方をすると、
地元のデパートやスーパーで
「お中元」コーナーなどが目についてきたら、

「お中元」を贈る時期が来た!

と思えば、良いということです。

 

 

 

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お中元を贈る時の相場はいくら?

 

 

お中元贈る時の相場って、
一言で言うと、
3,500円~5,000円というところです。

 

もちろん、
もっと、高額なお中元を贈りたい!
というのであれば、それもありですが、

通常は、
お中元を贈れば、
お歳暮も贈ることになり、

やがて、

毎年の行事になってしまうことから、
金銭面で大きな負担にはなりかねない!
ということで考えれば、

3,500円~5,000円という水準が
望ましいわけで、
それが世間の相場になっています。

 

 

お中元を贈る時のまとめ

 

お中元を贈るという儀式は
中国の道教の世界の「中元」という祭日と
仏教の世界の盂蘭盆会(うらぼんえ)

に由来し、

その後、
日本で、
その二つことを混同したことによって、

お盆の時期までに、「お中元」を贈り、
「お盆」には、ご先祖様を供養する
というような行事に変化したのです。

なんだか、
わかったようで、わからない儀式ですが、
既に、数百年の歴史を持つ儀式ですから、

郷に入れば郷に従え
ということで、
地元の慣習を重んじながら

対応するのが平和なのかもしれませんね。

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