屋久島の縄文杉への登山のベストシーズンは?どんなコース?装備は?

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屋久島
縄文杉を一度は見たい!

と思いつつも、

 

「いつ、行けば良いんだろう?」
「どんな道を歩くんだろう?」
「登山には
   どんな装備が必要なんだろう?」

と、最初は、時期も行き方も
何も、わからない状態でした。
でも、自分なりに調べて、計画して、

数年前に、実行できました!

実際の経験を通しての

 

縄文杉登山のベストシーズン
おすすめのコース
登山に必要な装備

 

などをまとめましたので、参考にしてください。

 

 

 

 

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屋久島の縄文杉への登山のベストシーズンは?

 

 

屋久島縄文杉への
登山ベストシーズン
登山の経験値によって、
違ってくるかもしれませんが、

ここでは、
登山の経験はないけど、
山道を歩くということは大丈夫!

というレベルの人、
つまり、私ですが、
私が私にとってのベストシーズン

を決めた時の調査方法を
そのまま、
ご紹介することにします。

私は4月に夫婦で行ったのですが、

  • 1.雨
  • 2.気温
  • 3.混雑度

というポイントで

自分なりのベストシーズンを
判断することにしました。
参考にしてくださいね。

1.雨

屋久島は雨が多いことで有名です。

  (データ:気象庁、1981-2010)

グラフで見ると、ビックリ!
東京の降水量の何倍もの雨が
屋久島では降るのです。

 

しかも、縄文杉のある山岳地帯では
さらに、天候の変化が激しく、
降水確率は高く、雨の日も多いのです。

つまり、縄文杉のある山は雨ばかり?

と思ってしまうわけです。

 

ですから、

雨という観点からは、
降水量が比較的少ない時期が
ベストシーズンと考えました。

となると、
11月、12月、1月、2月、3月、4月
といった辺りが少ないので、

冬から春先までが
雨の降る確率からは、
ベストシーズンと言えます。

 

が、

「月のうち35日は雨」
なんていう言い方をされるほど
屋久島は雨が多いわけですから、

基本的には、どの時期も雨が多い!

という覚悟は必要です。覚悟しました!

 

2.気温

 

屋久島は世界遺産ですが、
その登録された理由の中に、

「亜熱帯から亜寒帯までの植物相の
   垂直分布が見られる。」

という言葉があります。

つまり、一つの島の中に、
亜熱帯から亜寒帯の気候が
存在するということですから、

 海岸線と
縄文杉のある標高1300m付近とでは、
かなりの気温差があるということです。
  

   (データ:気象庁、1981-2010)

 

グラフの気温は、

屋久島の平地部の気温ですが、
縄文杉のある標高1300m付近では、
平均して、8℃程度低いとのことです。
  
ということを考慮し、

気温というポイントにおいては、

最低気温が15℃程度以上が好ましいとし、
4月から11月あたりが、
許せる範囲のベストシーズンと判断しました。

 

3.混雑度

 

混雑度は、
宿泊先の予約や料金に影響しますので、
観光客が多くない時が望ましいと思い、

屋久島世界遺産センターの
登山者数データのページの

環境省九州地方環境事務所の
屋久島自然保護官事務所が作成した
データを見ました。
  
でも、
  
残念ながら、そのデータは
転用禁止でしたので、
グラフは掲載できませんので、
ご了承ください。

そのデータによると、

1月、2月、6月、12月という時期の
登山者数が
1000人前後と少ないですから、
混雑度においては、
ベストシーズンでした。

この時期、来島者も入山者も少ないのです。

  
では、この時期、なぜ、混雑していないか

というと、

1月、2月、12月は寒いから
6月は、梅雨の時期で雨が多いから
というのが、理由だと思われます。

ですから、

1月、2月、12月、6月は
入山者数が少ないけれど、
天候的には、ベストシーズン
とは
言えないということになります。

ただ、入山者数で見ると、
8月、9月の一番多い時期でも
15,000人程度です。
 
1日の入山者数にすると、500人。
1日500人だと、混雑して、行列が発生し、
登山ができない!
なんていう数ではないですから、

混雑度は、あまり、気にしないで良いか!
と判断しました。
   

以上のように、
気温、雨、混雑度の3点の結果を
総合的に判断し、

という観点では
11月、12月、1月、2月、3月、4月
が、ベストシーズン

気温という点では、
4月、5月、6月、7月、8月、9月、10月、11月
が、ベストシーズン

という結果から、
雨も比較的少なく、気温でも寒くない
という4月良いのではないかと

思ったのです。

 

そして、気にする必要のない混雑度でも、

なぜか、
3月よりも暖かいはずの4月の方が
来島者数も入山者数も少ないようなので、

4月を私のベストシーズンにしたのです。

  
なお、
気をつけるべきは、台風です。
8月、9月は台風のピークですから、

台風が来て、
屋外にも出られずに、ホテルで立ち往生
ということも想定されますので、

いつ、
発生するかどうかもわからない台風を
避けたいなら、
8月、9月は避けた方が良いですね。

 

ちなみに、4月に行った私の場合、
縄文杉への登山当日の朝5時頃は
まだ、雨が降っていたのですが、

荒川登山口に着いたら、雨が止み、
一日中、快晴!だったのです。
私のベストシーズンは
本当の意味でも、
ベストシーズンでした!

 

 

屋久島の縄文杉への登山にはどんなコースがある?

 

 

屋久島縄文杉への
登山コースには、
屋久島ガイド協会が
紹介しているコースを
そのまま、ご紹介します。

 

何故かと言うと、
ガイドなしで
行くこともできるのですが、
ガイド料金がかかっても、

初心者は
ガイドさんに付いてもらった方が、

安全だと思い、
屋久島ガイド協会の
コースにしたのでした。

 

もし、
ガイドなしで行く!
という強い心をお持ちなら、

この部分は、
読み飛ばしてくださいね。

 

ということで、コースをご紹介します。

屋久島ガイド協会で紹介しているコースには

  • 縄文杉日帰りコース
  • 縄文杉1泊2日コース

の2コースがあります。

 

どちらのコースも
基本的には、同じルートを
登山するのですが、

さっさ歩いて登山するか、
ゆとりを持って2日間かけて登山するか
の違いです。

登山するルートは、
往復で、約22kmの距離で
標高600~1300mの高低差の道を

10時間程度の時間で登山します。

ちなみに、
私たちは、縄文杉日帰りコースにしました。

(上記写真:縄文杉に到着したら、
 野生の鹿が出迎えてくれました!)

 

日帰りコースは、
日が暮れない間に
戻ってこなければならないので、

早朝に出発することになります。

 

朝5時頃、宿泊しているホテルに
お迎えの車が来ますので、
それに乗って、荒川登山口まで行きます。

その日の状況にもよりますが、
私たちの場合は、
ガイドさん1人と
登山者5名というチームで

登山を開始することになりました。

 

ということで、

経験を通しての
私からのおすすめコースは、
縄文杉日帰りコースです!

 

なお
私たちのチームは、
運良く、全員、健脚だったようで、

往復10時間かかるコースを
8時間弱の所要時間で下山できました。

ですから、なおさら、
そのルートを2日間もかけて、
登山するのは、もったいない!

という感想を持ってしまいました。

 

足に自信がない方は、
縄文杉1泊2日コースで、
ゆっくりと登山するのも良いと思いますが、

普段から、
歩いたり、運動したりしている方なら、
日帰りコースがオススメです。


(これが有名なハート!)

 

なぜかと言うと、

登山ルートのかなりの部分が
トロッコ道、
つまり、
木が敷かれていて、歩きやすいですし、

林間の道も、
急こう配の場所が
何カ所かはありましたが、
注意して歩けば、問題なし!

という印象を持ちましたので、

縄文杉日帰りコースをおすすめします!

 

なお、
ガイドさんは、
歩くペース配分も考えてくれて、
各所で、
色んな説明もしてくれますから、

屋久島の歴史について、
屋久杉の種類や生態について、
そして、縄文杉についても

深く正しく理解できますから、
感動が倍増します!
屋久島の大自然は、
心を洗ってくれますよ!

 

 

 

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屋久島の縄文杉への登山の装備はこれで万全!

 

屋久島縄文杉への
登山装備
行く季節によっても、
その日の天候によっても、
違ってきます。

 

って、
じゃあ、準備万端にするには、
山ほどの荷物が必要なのでは?

と思ってしまいますが、

装備の内の服装は
屋久島に行く時期の気温によって、
決めるということで、良いでしょう。

 

例えば、

私は4月の初旬に行きましたので、

平均気温が18度程度、
最高気温が21度、
最低気温が14度ほど。

ということは、
標高1300mにある縄文杉付近は
7度前後から
13度程度ということになります。

ですから、
東京で言うと、
2月下旬から3月初旬の感じなので、

ダウンジャケットは必要ないけど、
インナーとして、
ダウンベストがあったら、便利!

という程度の気候だと判断しました。

服装の寒さ対策はこんな感じです。

 

なお、
基本的な服装は
運動に適した服装でOKです。

登山用やトレッキング用の服装でも
もちろん、良いのですが、
運動できるような服装であれば、OK。

 

私の場合は、
普段、テニスをしてますので、
テニスウエアを代用しました。

上半身は、

Tシャツ
冬に着る暖かい素材の裏地のベスト
テニス用のジャケット

という服装で

 

下半身は

膝くらいまでの長さのテニスパンツに
ハイソックス

でした。

そして、雨具として、

ビニールカッパを
現地でレンタルしました。
折り畳みの傘もあると便利です。

 

次に、
服装以外の装備についてですが、
  • 1.靴
  • 2.手袋
  • 3.雨具
  • 4.リュック、デイバッグ
  • 5.ライト(懐中電灯)
  • 6.その他
  • 7.食べ物

というものは必需品ですので、

下記に補足説明をしておきます。

 

1.靴

これは重要です。
登山道はトロッコ道が長いですが、
枕木のような木が敷かれた道や階段、
岩や石で組まれた階段や坂道、
というように、

雨で濡れていると、滑りやすい路面の道が
多いですから、
グリップ力の高いトレッキングシューズが安全。

持っていれば、良いのですが、
私は持ってなかったので、夫婦ともに
現地のガイド協会でレンタルしました。

    
2.手袋

これは、寒さ対策にもなりますが、
登山する際には必須のアイテムです。
岩肌や木の枝や草のトゲなど、
山道では、手を傷つけるものばかりなので、
常に、手袋ははめておきましょう。

手の平に滑り止めのイボイボが付いた軍手
のようなものがオススメです。

3.雨具

上半身に着るジャケット以外に、
レインジャケット、雨がっぱは持参してください。
これらも、ガイド協会でレンタルしました。

既に、書きましたが、折り畳み傘もあれな便利!

4.リュック、デイバッグ

リュックを持っていれば、それでOKです。
私たちは、リュックもレンタルしましたが、
普段、使っているもので大丈夫です。
ただ、大きさは、お弁当、飲み物、雨具などが
入れられる程度の大きさが必要です。
  

5.ライト(懐中電灯)

日帰りコースの場合は、
早朝に出発しますので、辺りは暗いです。
また、出発時間が遅いと、
下山時には日が暮れることもあるので、
懐中電灯は持参しましょう。

私たちは、ヘッドライトをレンタルしました。

  

6.その他

汗っかきの人は、下着の着替え。
濡れた時のためのタオル。
雨対策として、スパッツもあると便利です。

 

7.食べ物

装備ではないですが、
お弁当は持ってくものの、
10時間程度の登山ですから、
お腹が減ることもあります。

なので、

飴やガムではなく、
カステラやせんべいなどの
お腹にたまるものが良いでしょう。

飲料は500mlのペットボトルの水を持参。
500mlで大丈夫?と思うでしょうが、
屋久島は水の天国ですから、
道中に水場がありますので、補充できます!

というような感じの装備になります。

 

屋久島に向かう前の旅行の準備時に
色々と揃えるのもOKですが、
今後、登山、トレッキングを
しないようであれば、

現地のガイド協会で
必要なものはレンタルできるので、
その方が、結果として、経済的でしょう。

我々も、レンタルした物が多かったです。

 

 

 

屋久島の縄文杉への登山のまとめ

 

屋久島縄文杉への登山
やはり、雨が一番の不安要因です。
雨さえ、降らなければ、快適です。

 

我々は夫婦は
普段から、
晴れ男、晴れ女ですから、

登山当日の朝も、
荒川登山口に着いた途端に
雨がやんでしまい、

快晴で暖かい日を過ごせました。

 

縄文杉への到着時間は、
所要時間4時間程度でしたので、
午前10時頃でしたが、

上半身は
半袖のTシャツにベスト姿でした!
そうなんです。
天気が良くて、気温も高かった!んです。

 

本当に
天候に恵まれた最高の縄文杉でした!

 

そして、
健脚ぞろいの我々のチームは
帰り道も順調過ぎるスピードだったので、

楠川分れ辺りの河原の岩の上で、
綺麗な清流を間近に見ながら、
休憩?お昼寝?タイムがありました。

ガイドさんが、
このペースで行くと、到着時間が早過ぎる!
と、判断してくれたようです。

なお、
登山の申込などは屋久島ガイド協会で
できますので、

「屋久島ガイド協会」で検索して、
申し込んでください。
レンタルも事前に申し込めます。

ちなみに、

私たちは、屋久島現地ではレンタカーを借り、
屋久島に到着した午後と最終日の午前中は
島の中をドライブし、色んな滝を観光しました。

そして、道路には、
野生の猿や鹿が出てきますので、要注意!
車を運転するなら、安全運転が必須ですよ!

 

 

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