平泉にある中尊寺は
松尾芭蕉も訪れたという
必見の世界遺産の一つ。
でも、
参道の入り口からの坂道は
急こう配で、歩くのが困難!
なんてウワサもあるのですが、
我が家の2度の平泉への旅を通じて、
旅行記として、
歩き方と
所要時間をご紹介します。
中尊寺の坂道で松尾芭蕉も苦労したってホント?
中尊寺の坂道を
松尾芭蕉が歩いた!
のは、
今となっては証明はできませんが、
中尊寺の奥の方には、
松尾芭蕉の像もあることから、
「奥の細道」の旅の中で、訪れた!
ということで
松尾芭蕉が坂道を歩いたのは、
間違いないと言えるでしょう。
ちなみに、
中尊寺の入り口から続く坂道は、
月見坂と呼ばれ、
急こう配であるのは事実です。
しかも、
坂の途中にある本堂まで約600m
そして、
金色堂まででは、さらに、200m、
入り口から金色堂までは全長約800m!
と、長い長い坂道が続きます。
足腰、体力、持久力には
自信がある我が家の家族も、
入口から
坂道が少し左にカーブする辺り、
つまり、
入口から約200m強近辺で
既に、足に乳酸が溜まってきて、
けっこう、きつかったです。
そこで、
色々と調べたところ、
月見坂の平均斜度は、4.3度
だということが判明。
坂道の後半は、
そんなにきつくなかったというので
最初の200mの斜度が大きい!
つまり、斜度は4.3度以上!
の急こう配だと思います。
ちなみに、
日光のいろは坂の平均斜度が5.2度
らしいので、
月見坂の最初の約200mは、
やはり、
かなりの難所だと言えるでしょう。
ただ、きついですが、歩けます!
でも、
松尾芭蕉も月見坂は
決して、
すいすいと歩いたわけではない!
と推測できそうです。
中尊寺の坂道の歩き方と所要時間を旅行記にしました!
そんな
中尊寺の
坂道の歩き方と
所要時間を
旅行記形式でまとめてみます。
中尊寺の歩き方
上の写真は、
中尊寺の入口から
月見坂を撮ったもの。
写真の奥に見えている地点で
まだ、入り口から、50mほど。
この辺りまでは、まだ、平気でしたが、
入り口から50mを過ぎた辺りで、
少しだけ右方向に道が曲がるのですが、
その先が、
ほぼ、約150mのほぼ直線コース。
この150mほどの坂道が難関です。
しかも、
入口から200m付近までは、
見物するようなスポットもないですので、
ただただ、テクテクと歩くだけなんです。
なので、ここで、ご提案!
入口から、50から200m付近では、
右、左と、ジグザクに歩き、
山岳鉄道でのスイッチバック方式
みたいに、
急傾斜を避ける歩き方をおすすめします。
その難関を通過すると、
左側に、弁慶堂があったり、
右側には見晴台がありますので、
休憩しながら、歩けます。
その後は、下記の写真のように、
順番に
本堂、
金色堂、
松尾芭蕉の像、
白山神社
能楽堂
金色堂
キンキンキラキラの「金色堂」は
撮影禁止ですので、入口の写真です。
松尾芭蕉の像
白山神社
能楽堂
と、見るとこ満載なので、
足の疲れも忘れて見学できます。
中尊寺散策の所要時間
月見坂という少々きつい坂道を
どういうスピードで歩くかで、
所要時間も違ってきますが、
見るとこ満載の中尊寺なので、
一つ一つをしっかり見ると、
やはり、3時間近くかかるでしょう。
われわれで、
弁慶堂や本堂の見学を含め、
金色堂までで、約40分
有料ですが、
金色堂を目の前で拝観し、
白山神社、能楽堂と
順番に見学すると、
やはり、
2時間かかってしまいました。
なお、
足に不安のある方は、
月見坂の入口近くの駐車場ではなく、
中尊寺本堂の近くにも
駐車場がありますので、
そこまで、車で行き、
急こう配の坂道を
避けるという方法もあります。
もし、電車で、平泉に来た場合は
タクシーで、
なるべく、
上まで行くことをおすすめします。
中尊寺へのアクセス方法
基本情報
住所: 岩手県西磐井郡平泉町平泉衣関202
電話:0191-46-2211
毛越寺へのアクセス方法は、
電車で行く場合と
車、自動車で行く場合が
考えられますが、
我が家の場合は、
一度目は電車で
二度目は東京から車で行きました。
まずは、
電車の場合
最寄り駅:JR平泉駅
駅から、
中尊寺の月見坂入口まで約1.6km
歩くと、30分弱の道のりです。
気候が良い時なら、歩くのもおすすめ!
他には、
レンタサイクル
レンタカー
タクシー
という選択肢もありますし、
巡回バス「るんるん」で
ノンビリと、
平泉の街を巡ることもできます。
平泉駅から15分ごとに発車してます。
下記ご参照
↓ ↓ ↓
巡回バス「るんるん」
自動車で行く場合
東北自動車の「平泉前沢IC」で下りて、
約15分で到着!という便利な場所です。
我が家は
二度目の平泉観光は
東京から車で行くことにしたのですが、
運転が嫌いじゃなければ、
宿泊場所を仙台にして、
仙台から、日帰りで、平泉に行く!
というパターンをおすすめします。
仙台から、1時間余りで到着しますし、
平泉の中での移動にも便利ですよ!
我が家は、
電車の場合と車の場合の両方を
経験していますので、
車の運転が苦でなければ、
現地まで、車で行くか、
仙台でレンタカーを借りるか
という方法をオススメしたいですね。
中尊寺の駐車場
中尊寺の駐車場は、
中尊寺の近くにに
3つの町営の駐車場があります。
第1駐車場
中尊寺の入口のすぐ左側
収容台数:約150台
料金は普通車で400円
第2駐車場
中尊寺入口の右側の道の反対側
収容台数:約320台
料金は同じで普通車400円
坂の上駐車場
第1駐車場から町道で登ったところ
収容台数;180台
料金は他より高く、普通車で500円
運が悪くなければ、
3つの内のどこかの駐車場には
駐車できるはずです。
我が家は、第1駐車場をゲットできました。
中尊寺周辺の観光スポット
中尊寺の
周辺の観光スポットは
もちろん、
世界文化遺産の構成遺産はすべて、
周辺の観光スポットになりますが、
一番近い観光スポットは、「高館義経堂」
牛若丸こと源義経を偲んで
仙台藩主第四代の伊達綱村公が
建てたもので、
高館からの眺望は平泉随一!
とまで言われており、
松尾芭蕉が俳句を詠んだ場所なんです!
中尊寺周辺のグルメスポットってある?
中尊寺周辺のグルメスポット
と言えば、
第一駐車場あたりに、
いわゆる、食事処がありますが、
グルメかどうかのご判断はお任せします。
ただ、
中尊寺の坂道の急勾配で
「わぁ、きつい!」
と感じ始めた頃、
左側に「そば処義家」があります!
もちろん、
岩手名物の「わんこそば」を
食せますが、
こちらは、
マイペースで食べられるので、
ゆったりと食べたい人にはオススメ!
それから、
中尊寺の一番奥には、
「かんざん亭」というレストランがあり、
眺めが良い、意外に美味しい料理も!
ただ、
ランチタイムは団体客が多い!
可能性が高いので、
お昼過ぎが狙い目ですね!
中尊寺のまとめ
なぜか、奥州藤原氏が好きで、
初めて行った平泉ですが、
その時に出会った毛越寺に魅了され、
数年後、
世界文化遺産に登録されたこともあり、
また、毛越寺で癒されたい!
2度目の平泉に行ってきました。
天気は快晴ではなかったので、
写真の写りはイマイチですが、
平泉の雰囲気、やっぱり、好きです!
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