寒い季節は、もちろん、
暑くなるこれからの季節、
逆に強過ぎる冷房にさらされると、
手足が冷たくなっていたり、
腰から下がひんやりして
身体全体が冷えてしまいますね。
これが習慣づくと
冷え性とよばれる症状になります。
冷え性は女性の大敵。
生理不順や不妊症、
むくみや肌荒れなど、
女性におよぼす悪影響は
多岐にわたります。
なんとかして、
冷え性を改善できないでしょうか。
靴下をはく、
腹巻をする、
冷房の温度をあげてもらう…。
でも、
どんなに外から身体を暖めても
身体の中が
冷えていては効果はありません。
そこで、
「食養生」ってご存知ですか?
身体を暖めるひとつの工夫として、
冷え性を食べ物で改善する方法です。
もちろん、他にも改善方法ありますよ!
冷え性の改善は食べ物で解決!
冷え性の
改善は食べ物が重要!
そうなんです!
陽性の食品を摂って、
身体を暖め、体質を改善するんです!
これを食養生といいます。
では、陽性の食品ってなんでしょうか?
陽性の食べ物
たとえば、
生姜、ネギ類、にんにく。
これは、特に身体を暖める食品ですね。
身体を暖め、
血行を良くしてくれる食品も大事。
これは、根菜類なんですが、
ごぼう、人参、レンコン、こんにゃくが
該当します。
また、意外にも、
塩辛い食べ物も、
身体を暖めてくれるのです。
味噌、梅干し、塩辛、塩昆布など。
なぜ、
塩が身体を暖めるのか不思議ですね。
これは、
自然塩を摂ると
水分をたくさん飲み、
それを尿として排出することで、
新陳代謝が促されるからです。
ただ、塩がいいからといって、
なんでも塩をかけるのはNG!
化学塩の摂りすぎは高血圧のもとです!
これら陽性の食品は
体にエネルギー補給を
してくれる役割があり、
習慣的に食べることで
冷え性を改善してくれます。
簡単な見分け方としては
色が濃くて暖色のもの。
また、寒い地方で
好まれて食べられるものが
陽性の食品です。
なるべく、
摂らないようにしたいのが
陰性の食品。
陰性の食べ物
陰性の食品とは、
暑い地方で
食べられたり取れたりするもの。
南方で取れるものは、
自然に体を冷やすような性質があります。
例えば、
茄子、トマト、キュウリなどの
夏野菜やバナナ、パイナップル、ぶどう
などのフルーツも陰性です。
陰性の食品は
紫や青っぽい色、
または、
白い食べ物と考えるといいでしょう。
白というと
大根や牛乳、チーズなどもそうです。
冷え性の改善はダイエットにも効果的!?
冷え性を
改善すると
ダイエットできる?!
身体が暖まると
新陳代謝がどんどん上がり、
ダイエットにつながります。
代謝量は
年齢とともに下がっていくので、
努力してもやせないなと思ったら、
冷え性を改善してみてはどうでしょう。
陽性の食品を摂ることで
血行がとてもよくなるため、
嬉しいことになかなか痩せられない、
下半身のダイエットに効果があるのです。
冷え性改善にストレッチ?!何?効くの?
冷え性改善には
ストレッチが!
って、なんとなく、わかりますよね。
冷え性改善には
適度な運動が効果的だからです。
1日10分間ウォーキングするだけでも
かなり改善されます。
ただ、歩けばいいのではなく、
肩の力を抜いて胸を張り、
大股でマイペースに歩くのがポイント。
何も荷物は持たず、
両手をぶらぶらさせます。
また、ストレッチをすると
身体の血行がよくなり、
冷え性には、とても有効的です。
NHKの人気情報番組あさイチで
「夏の冷え性」として
特集された冷え性に効果的な
ストレッチを2種類紹介します。
まず、足の冷えに即効で効くストレッチです。
とても、簡単で
1~2分で出来るのでやってみましょう。
- 椅子に座る
- 片足を反対の膝に、
甲が外側に向くように載せる。 - 甲が伸びるように足の指を手でつかみ、
足裏側に曲げて5秒。手を離して5秒。 - 左右できたら5回ずつ繰り返す。
もうひとつ、お風呂で出来るストレッチです。
- 湯船に首までしっかり浸かる。
- 身体が暖まったら、
左右の肩甲骨を背中の真ん中に
引き寄せる。2秒くらいです。
肩甲骨を意識して胸を張ること。
冷え性改善のまとめ
冷え性に
食べて効果のあるものと、
食べない方がいいものを
紹介しましたが、
陰性の食品でも、
栄養価が高く、
身体の調子を整えるものは
たくさんあります。
ご飯はやわらかくて、
白いので、
玄米に変えて、よく噛む!
白い野菜の大根は
たくわんにして食べるなど工、
夫すると身体が暖まります。
炭酸飲料水、インスタント食品は
身体を冷やすどころか、
ダメージが大きいもの。
なるべく避けましょう。
冷え性改善のためだけでなく、
自分の身体は
自分の食べたもので
出来ているということを
心に留めておくといいですね。
食養生とともに、
適度な運動と効果的なストレッチで、
夏の冷房から身体を守っていきましょう。
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