喪中なのに神社に行ってしまった!どうしよう?罰が当たるのだろうか?

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喪中なのに、
神社行ってしまった
と、後悔する人が多いのですが、

日本の風習が
今や、都市伝説のように
誤解を
含んで受け継がれている場合が

多いようです。

ここで、
喪中、忌中、
神社、お寺、初詣など、
喪中の期間を含め、
整理しておきましょう。

 

 

 

 

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喪中なのに神社に行ってしまった!どうしよう?!

 

 

 

喪中なのに神社
行ってしまった

これが、
良いのか、悪いのか、
と、悩む人が多いのですが、

一言で言うと、
既に、行ってしまったのなら、
もう、仕方のないことです。

でも、あれこれ、悩む前に
まずは、
頭の整理をしておきましょう。

下記は

明治時代に発令された
「服忌令」で定められた忌中、喪中に
関しての取り決めです。

 

続柄忌日数服(喪)日数
父母50日13カ月
30日13ヶ月
20日90日
兄弟姉妹20日90日
祖父母(父方)30日150日
祖父母(母方)30日90日
叔父、叔母20日90日
夫の父母30日150日
妻の父母なしなし

忌日数とは忌中の期間
服(喪)日数とは喪中の期間
続柄は故人と自分との関係

ということを
昔は、
国が定めていたと言えます。

でも、
ご存知の通り、
今の日本では、このような形で、

忌中、喪中の取り決めはなく、
自分が所属する会社、学校、
地域、宗教、家族というような単位で

慣習として生きていると言えます。

例えば、
会社や学校の休暇の規則に
忌引き」という制度がありますよね。

あれが、慣習としての生き残りで、

会社なら、
有給休暇を消費しない休暇であり、

学校なら、
休み扱いにならない休み

という形で受け継がれているのです。

ですから、

喪中の期間は、
ある意味、ご自身の判断に従う!
ということになっているわけです。

ですから、
私は、まったく、気にしない!
という考え方もあるかもしれません。

 

しかし、
一般的には、
忌中は四十九日法要が終わるまで、

喪中は亡くなった日から1年間
あるいは、
一周忌法要が終わるまで

という期間が
忌中、喪中の期間
となっています。

また、
神社に行ってはいけない!
鳥居をくぐってはいけない!

というような禁止事項は、
神道から由来しており、

神社の神様は、
「死」を
「穢れ(けがれ)」として位置づけ、
嫌っておられるので、

死後49日間、あるいは、50日間は

神社に参拝してはいけない!
鳥居をくぐってはいけない!
というようなことを禁止しています。

と同時に、
祝い事、慶事も、遊興(宴会など)も
禁止事項になっています。

でも、

これは、あくまでも、
忌中での禁止事項ですから、
忌中が明ければ、禁止事項ではない。

と言えるのですから、

忌中さえ明ければ、
つまり、
死後49日、50日が経過すれば、
禁止事項もなくなる!
ということです。

ですから、
喪中という
喪に服する期間であっても、
忌中が明けていれば、問題ない!

と言えるのです。

 

 

 

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喪中なのに神社に参拝すると、どうなるの?

 

喪中なのに
神社参拝すると、
何か、バチでも当たるのか?
縁起が悪いのか?

と、気にする人が、かなり多いのです。

中には、

忌中なのに、神社に行ってしまった!

と、
真剣に悩む人もいらっしゃるようです。

でも、

上で、
忌中、喪中の本来の意味
そして、
期間について、ご説明したように、

四十九日(あるいは50日)が
経過していない時に、
神社に参拝して、
鳥居をくぐってしまうと

確かに、
何か、バチが当たりそう!
と、
思ってしまうのも無理はないですが、

ご安心ください!

神道、つまり、
神社が成り立つ宗教の神道にも、
葬式のような儀式があるのです。

仏教の葬儀などと同じように、
お通夜もあれば、
葬儀、告別式もあります。

ご焼香の代わりに、
玉串奉奠
(たまぐしほうてん)という儀式も
あるのです。

つまり、神道では、
「死」を
「穢れ」としているにも関わらず、
死に対する儀式も
存在しているのですから、

まず、バチが当たるわけはありません。

親族のどなたかが亡くなったのに、
神社に
何かのお祝いに
行く人はいないでしょうし、

行かざるを得ない用が
あったのでしょうから、
気にすることはありません。

でも、
もし、気になるなら、
四十九日法要が終わってから、

もう一度、その神社に参拝して、
お詫びの言葉でも、
お伝えするようにしましょう。

 

喪中なのに神社に行ってしまったのまとめ

 

喪中なのに
神社に行ってしまった
としても、

まずは、

自分は本当に喪中なのか?

忌中ではなく、喪中の期間なのか?

などと、冷静に考えてみましょう。

仮に、忌中であっても、喪中であっても、
故意に、お祝い事で
神社に参拝したわけではいでようから、

神社の神様も、許してくださいます。
神様は、
心が広いはずですからね。ご安心を!

昔というか、田舎では、
生理中の女性は、
鳥居をくぐってはいけない!
なんてことが
言われていました。。。。。今は?

 

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