ロタウイルスのワクチンの予防接種とは?必要?医療費控除は?

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ロタウイルス
ワクチン予防接種
乳幼児、赤ちゃんが
ロタウイルスの感染リスクを抑えるために
が受けるものですが、

定期接種ではないのに、
する必要はあるの?

 

と悩んだり、

 

料金も高額なので、
医療費控除の対象になるの?

 

と、任意接種の予防接種の場合は
迷ってしまいますよね。

 

 

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ロタウイルスのワクチンの予防接種とは?

 

 

ロタウイルス
ワクチン予防接種は、
赤ちゃんが受けるべき定期接種ではなく、
任意接種に分類されます。

 

ちなみに、
生後2か月から3歳までに受ける定期接種には、

  • B型肝炎
  • ヒブ(インフルエンザ菌b型)
  • 小児用肺炎球菌
  • DPT-IPV(4種混合)
  • BCG
  • はしか風しん混合
  • 日本脳炎
  • 水疱瘡(みずぼうそう)

    あと、

  • 11歳で、DT(二種混合)
  • 中学1年で、HPV(2種類)

などがあります。

 

そして、
生後2ヶ月から2歳ころまでの任意接種には、

  • ロタウイルス(2回接種)
  • ロタウイルス(3回接種)
  • おたふくかぜ
  • インフルエンザ
  • A型肝炎

などがあります。

 

ロタウイルスの
ワクチンの予防接種は
なぜ、任意接種に分類されているのかは
海外の事例からすると、
不思議ではありますが、

 

深刻な症例や後遺症などが
少ないという判断のもと、
定期接種にはなっていないようです。
ただ、
2種類のワクチンは認可されていますが。。。

 

 

 

ロタウイルスの予防接種は必要?

 

 

では、
ロタウイルス
予防接種必要なのか?
というと、

ここが判断の分かれ目になるようです。

 

ロタウイルスは、

乳幼児や
抵抗力の弱い小さなお子さんが
感染しやすく、
免疫力がなくなる生後6ヶ月が過ぎてから
6歳頃までに
感染する可能性が高い要注意なウイルス。

ちなみに、
小学校未満の小さなお子さんの
約半数がロタウイルスに感染し、
医療機関で受診しています。

人数にすると、
年間80万人ほどが感染し、
内、15から40人に1人が
入院していると推計されています。

これは、ある意味、
けっこう高い入院率ではないでしょうか。

 

さらに、
このロタウイルスは、
感染力も非常に強く、
10から100個のロタウイルスが
口に入ると感染してしまいます。

そして、
感染した赤ちゃんの
便に含まれるウイルスの数は、
ノロウイルスの100万倍と言われています。

しかも、
感染した赤ちゃんの便の処理で、
手に付いてしまうと、
どんなにキレイに手洗いしても、
指先や爪の中に大量のウイルスが残っており、
大変な勢いで、
感染を広めてしまうという厄介者なのです。

また、
ロタウイルスに感染した時の症状は、
同じ急性胃腸炎の
原因であるノロウイルスに比べて、

発熱、嘔吐、下痢の程度が激しく
いわゆる、
上からも下からも、大変なことになります。
もちろん、
突然、脱水症状にもなってしまいますので、

我が子の
苦しみを目の当たりにするお母さんは
下痢や嘔吐の処理という看病も大変ですが、
精神的な
ストレスも非常に大きなものになります。

 

という具合に、

 

かなりの確率で感染し、
感染すると大変な症状が出て、
けっこう高い割合で、入院することになり、
ロタウイルス自体感染力も強く
脱水症状も引き起こす

しかも、
感染してしまうと、
特効薬がないため、
ウイスルの力が沈静化するのを待つのみ

というような流れとなり、
出来ることと言えば、
入院させて、
脱水症状から救うための点滴を打つ

という対症療法のみが、
治療方法という悪玉のウイルスです。

などなどと、考えた場合、

感染リスクを下げるというより、

感染しても、

ロタウイルスの数を
70%前後減らすことができ
重症になる確率を90%以上減らし
入院する確率も90%以上減らす

という効果があると言われているワクチンは
接種した方が、良いのではないか?
という判断が
できそうなのではないでしょうか?

 

ただ、
ロタウイルスのワクチンは、
今現在、日本では、
2種類のワクチンが認可されていますが、

どちらも、保険がきかないということもあり、
全額負担となると、
かなりの高額なワクチン
なってしまうという問題があります。

 

一般的に、
医療機関によって料金は違うものの、
2回接種版も3回接種版も、
20,000円から40,000円

というレベルの料金となってしまいます。

 

また、
接種すべきタイミングにも制約条件があり、
1回目の接種は、原則、
生後14週と6日までに受けなければならなく、
20週
あるいは24週を過ぎてしまうと、接種できない

というような時間的な制限もあるのです。

 

ですから、
金銭面の負担も大きいですが、
ロタウイルスの
ワクチンの接種時期の期限なども
知らないと、摂取したくてもできない!
ということになってしまうのです。

 

ちなみに、
日本での
ロタウイルスのワクチンの接種率は、
50%弱だと推計されています。

 

なお、
ロトウイルスの日本で摂取できるワクチンは
2種類あります。

ロタリックス

数あるロタウイルスの種類の65%に対応。
平成23年11月から使用開始されており、
2回接種するタイプで、
重症化を減らす確率が85%
入院率をる確率を減らす確率が85%
臨床検査による副作用は、数%の確率で、
咳、鼻水、発熱、下痢、嘔吐というものです。

 

一方、

 

ロタテック

数あるロタウイルスの種類の90%に対応。
平成24年7月から使用開始。
3回接種するタイプ。
重症化を減らす確率が98%
入院率をる確率を減らす確率が95%
臨床検査による副作用は、数%の確率
発熱、下痢、嘔吐,胃腸炎というものです。

 

料金的には、
両方とも、同レベルになってますが、
地域によって、料金格差があるようで、
東京、大阪が、
若干、高めの設定になっているようです。

 

 

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ロタウイルスの予防接種は医療費控除の対象?

 

そんなに高額な
ロタウイルス
予防接種
医療費控除の対象なの?
と聞きたくなりますが、

 

残念ながら、
任意接種だから対象にならないのでは?
という問題ではなく、

 

予防接種という行為自体が、
病気の治療ではなく、
健康維持のため」と言う目的の行為と
定義づけされているので、

残念ながら、
医療費控除の対象にはならないのです。

 

その代り、

全国各地の市区町村単位の自治体で、
ロタウイルスの予防接種への
助成金制度があります。

 

種類としては、
一部助成か、全額助成という違いがあり、
助成していない自治体の方が多いのですが、

ぜひ、

お住まいの自治体で
助成制度があるかないかを
確認してみて下さい。
助成制度があれば、
ラッキー!という程度で調べて下さいね。

 

 

ロタウイルスのワクチンの予防接種のまとめ

 

 

ロタウイルス
ワクチン予防接種は、
乳幼児や
小さなお子さんをお持ちのご両親には
心配の種になります。

 

ロトウイルスに感染した時の
お子さんの苦しみを
和らげてあげたいと思われるなら、
ワクチンの予防接種を
受けさせてあげるべきでしょうか。

 

もちろん、
確率は低いですが、
副作用もありますから、
慎重に、決断すべきことではあります。

 

なお、
ロトウイルスの
ワクチンの接種開始時期に
時間制限がありますから、
気をつけてあげてください。

予防接種を受けさせたい!
と思っていても、
生後20週以上、
あるいは、24週以上経過してしまうと、

接種できないことになりますので、
生後14週までに、
接種するかしないかの判断をしてください。
お子さんが嘔吐や下痢で
苦しむ姿を見たくないなら、ご検討下さい。

 

 

 

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