年賀状を出せない時の喪中ハガキはいつまで?誰まで?文例は?

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年賀状
喪中の際には出せないわけですが、
年賀状を出せない、
つまり、欠礼することを知らせるために、
喪中ハガキを出すのがマナーです。

 

でも、

いつまでに出せば良いの?
時期はいつ?
誰まで、どこまで、出せば良いのか?
そして、どんな文章を書くのか?
文例はないの?

 

不慣れなことだと、
色んなことが不安になりますので、
まとめてみました。

 

 

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年賀状を喪中で出せない時のハガキはいつまで?

 

 

 

年賀状
喪中だと出せないので
欠礼を知らせるハガキを出します。
でも、いつまで
出せば良いのかがわからない!

 

初めて、当事者になった場合は、
誰でも知らないものです。

 

喪中のはがきの存在は知ってても、
喪中という状況は、突然、訪れ、
頻繁に起きるものではないですから、

喪中はがきに
慣れている人も少ないはずです。

 

さて、
その喪中のハガキは、
どなたかが
他界されたことを
知らせるという意味ではなく、
年始の挨拶である年賀状を
出せないということ、

つまり、
欠礼することを
お詫びするとともに、お知らせする

というのが、本来の目的です。

 

喪中ハガキのことを
欠礼状という言い方を
する場合もあります。

もっと言うと、
喪中であるため、
年賀状を出しませんので、
年賀状の受取もご遠慮します。

ということを伝えるものだとも言えます。

 

というような主旨、目的から考えると、
喪中のハガキは、
いつまでに出せば、良いのかも
想像できそうですね。

要するに、
喪中ハガキを受取った人が、
年賀状の準備をしてしまっていたら、
遅すぎる!

ということになるわけです。

 

ということは、
一般的に、12月中旬頃に
年賀状の準備を
し始める人が多いかと思うので、

遅くとも、12月の上旬までに、
喪中ハガキを出すべきでしょう。

ただ、
年賀状の準備を
12月20日以降にする人もいれば、
年賀状が発売される
11月1日から準備する人もいるでしょう。

ですから、
ものすごく、
丁寧で、親切で、礼儀正しいのは、
10月中に、
喪中ハガキが届くように送付する!
のがベストだと言えます。

でも、一般的には、
11月下旬から12月上旬に届く形でも、
「遅い!なんて失礼なヤツなんだ!」
と怒る人も少ないのではないでしょうか。

もし、心と時間に余裕がある人は、
10月下旬までに届くように、
喪中のハガキを
出されてはいかがでしょうか。

 

もちろん、
身内の人が他界されて、
四十九日も終わっていない状況であれば、

準備できるような状態になってから、
欠礼状である喪中のはがきを準備し、
投函するということで、良いのです。

 

そもそも、
今現在、喪中の期間、喪に服す期間も
明確に決められているわけではなく、

慣例として、
喪中期間は
1年とされているだけであることに加え、

喪中の人が
年賀状を受取ることは問題はないため、
年内に喪中のハガキを出せなくて、
正月に年賀状を受取っても、

年が明けてというか、
松の内が明けてから、
寒中見舞いという形で、
「喪中のため、
年賀状を出せなかった」と
お詫びすれば良い話なのです。

(ちなみに、松の内は
 関東では7日まで、関西では15日まで
 というのが一般的です。)

ということで、
年賀状を出せないということを
知らせる喪中ハガキは、
11月から12月上旬に出せば、
まずは、問題なし!

と言えます。

私自身、
喪中ハガキは
12月上旬に受け取ることが大半だと思いつつ、
11月の中旬に、
喪中ハガキを出した記憶があります。

なお、喪中の期間については
下記ページでまとめてますので、
ご参照ください。
喪中の期間はいつまで。。。。。

寒中見舞いで、
喪中のお詫びをすることについては
下記ページで書いてます。
喪中はがきと寒中見舞い・・・・・

 

 

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年賀状を喪中で出さない時のハガキは誰まで?

 

年賀状
喪中のため出せないことを
知らせる喪中はがき
誰まで、どこまで、出せばいいのか?

ということも、
慣れてないと、わからないと思いますが、

これについては、いたって、簡単です。

 

毎年、
年賀状をやりとりしている相手に出せば、
OKなのです。

 

何故かと言うと、喪中ハガキとは、

喪中のため、
 私は年賀状を出せませんので、
 あなたも送らなくていいですよ

ということを伝えるのが目的ですので、

喪中ハガキを送る相手は、
毎年、
年賀状をやりとりしている相手だけで
良いわけです。

 

喪中ハガキを出す目的が、
身内の誰かが他界したことを
知らせることであれば、
少々、面倒なのかもしれませんが、

喪中のため、
年賀状のようなお祝いの書状、
つまり、「おめでとう!」
などという言葉を使えないので、

年始の挨拶である年賀状を
出さない代わりに、
受取ることも遠慮するこを
伝えるのが目的ですから、

単純に、毎年、
年賀状を出している人に出せば、
OKです。

ですから、
年賀状と同じ住所録を使って、
宛名打ちすれば、
OKということになります。

なお、

年賀状ソフトなどで
年賀状を作っている人は、
前回、喪中ハガキを受取って、
年賀状を出してない人も忘れずに!

ということだけが、注意事項ですね。

 

年賀状を喪中で出せない時のハガキの文例は?

 

 

年賀状喪中
原因で出せないことを
知らせるハガキ文例

これも、
普通に、年賀状を作る時よりも、
簡単です。

ほぼ、
一般的に使われている定型文を例文として
自分用に、
部分的に修正すれば大丈夫なんです。

 

みんなと同じような文面はイヤだ!
なんて思う人は、
思いっきり、悩んでください。
でも、
喪中ハガキの文章、文面は定型文でOKです。

喪中ハガキは、

年賀状で言うと、
「あけましておめでとうございます」
という冒頭の言葉に当たる部分

そして、

故人の名前
自分との関係、続柄
いつ頃に他界したか

などという
喪中の原因になった情報を書く部分

最後に、

年賀状でも書くような日頃の御礼と
翌年も変わらずにお付き合いください
的なご挨拶の部分

で構成されており、
最後に
差出人の氏名、住所を書けば良いだけです。

そして、例文ですが、

  • 冒頭文

    1.相手からの年賀状を遠慮することを伝えるケース

      ◊ 喪中につき年末年始のご挨拶を謹んでご遠慮申し上げます

      ◊ 服喪中につき新年のご挨拶はご遠慮申し上げます

    2.自分から年賀状は出さないことを伝えるケース

      ◊ 喪中のため年末年始のご挨拶は失礼させていただきます

      ◊ 喪中につき年頭のご挨拶は欠礼いたします。

    大きく分けると、
    表現として、
    上記の1と2の表現方法があります。
    どちらも、自分は年賀状を出さないので、
    あなたも出さなくて良いよ

    という意味なのですが、
    年賀状を遠慮することを強調するケースと
    自分が年賀状を出さないことを強調するケース

    の、どちらかを選ぶという判断は必要です。

    どちらが正解ということではないので、
    お好きな方を選んでください。

    あとは、
    「喪中のため」と「服喪中」
    「年末年始」と「新年」、「年頭」

    などという表現も、
    お好みで選べますので、ご判断下さい。

     

     

  • 次に、故人の情報を伝える部分

    ◊ 本年〇月、△ ◎◎◎が××歳にて永眠いたしました。

    この部分は、もう、上記の文面でOKです。
    詳しく伝える必要もなく、淡々と事実を伝える!
    それで、問題なしです。

    上記の△は、自分との続柄です。
    つまり、
    母、義母、父、義父などです。

    ◎◎◎は、故人の名前です。
    義父、義母が個人の場合は、
    △部分を 父や母とし、

    ◎◎◎部分を、
    フルネームで表現すれば、
    義父、義母の違いもわかります。

    例えば、
    本年7月、父 鈴木太郎が90歳で。。。
    の場合は、

    もし、ご自身の名前が佐藤なら、
    父 鈴木太郎と、書けば、
    義父のことだなと相手もわかりますよね?

     

  • そして、最後にご挨拶の部分ですが、

    ◊  本年中に賜りましたご厚情を深謝いたしますとともに
      明年も変わらぬご厚誼のほどお願い申し上げます。

    ◊  今年中に賜りましたご厚情を深く感謝いたしますとともに
        明年も変わらぬご指導とご厚誼をお願い申し上げます。

    こちらの挨拶の部分も
    上記の2パターンで集約されますので、
    単語の使い分けや合成はお好みで構成し直してください。

 

 

年賀状を喪中で出せない時のハガキのまとめ

身内に不幸があると、
精神的に沈み込んでしまい、
喪中のハガキなどを
失念してしまうこともあるかと思います。

 

本来は、年内の12月初旬までに出すべきですが、
出す気力がなかったり、
気が回らなかった時は、

年明けに、年賀状を下さった方々に、
寒中見舞いとして、
年始の挨拶を失礼したことのお詫びと
変わらぬご厚誼をお願いすれば、大丈夫です。ご参考に。

 

 

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